ソファでつらつら思うこと

ソファでつらつら思うこと

私の夫は間接照明が好きだといって、リビングルームにも天井から下げるタイプの照明をつけていない。

リビングはキッチンと隣接しており、一部にはダイニングテーブルも置いてあってもっぱら食事はそちらでしており、そのテーブルの上にはつり下げ型の照明がある。

学校の連絡帳やらちょっとした作業はみな、そのテーブルでするから問題はないといえばそうなのだが、やっぱり夜になるとちょっと微妙に不便だ。

特にソファにごろっところがって雑誌でも読もうとか、新聞をひらこうとすると、暗い。間接照明も、うすぼんやりとオレンジ色に光るタイプで一カ所をスポット的に照らすのではなく、じんわりと周囲を照らすタイプなのだ。

仕方ないので、長時間本を読もうとでもいうときには、私は子供部屋からデスクランプをえっちら抱えてきて、ソファ横のミニテーブルに置くのだけど、これも毎回そうするのはけっこう面倒なものだ。

夫はソファで本を読むということはほとんどなく、食事の後にお酒の一杯もグラスにそそいで後はテレビをつけてのんびりするのが楽しみらしいからいいが、私は本を読むのがストレス解消なので、毎回ちょっとイライラっとする。

そのたびに思い出すのが、昔一時期よく見たテレビ通販などでやっていた、本に直接つけるタイプの照明である。

それこそベッドにねっころがって本を読む人向けに開発されたらしきソレは、クリップみたいになっていて本にさしこむと手許(本のもと?)を照らしてくれるものだった。

あれ、便利そうである。

それで思い出したが、そのときに「寝ながら聞いているだけで英語がしゃべれるようになる」とかいうカセットテープみたいのとかもテレビ通販でやってたような……。

今でこそテレビショッピングは通常番組になり、ネットもあるから通販業界そのものが繁栄しているが、あの頃は番組の合間にはいるテレビ通販か、あとは雑誌の後ろのほうにごちゃごちゃと掲載されている通販が主流だった。

そこから通販だけのカタログ販売が出てきたように思う。

などということを、手許が暗くて読みづらいために雑誌をほおりなげて、つらつらと考える夏の夜だ。

それにしても、あの本につける照明、まだどっかで販売しているのだろうか。なかなかのアイデア商品だったなと思わないでもない。

神戸のお見合いパーティー

雨雨フレフレ

雨です。ここのところずっと嫌になるほどの雨です。梅雨なので仕方ないのですが、洗濯はたまるし布団は干せないし、色々とストレスのたまる時期であります。

パンプスで出勤しているのですが、梅雨の時期ほど嫌なものはありません。水溜りにはまろうものなら、もうこのまま休んでやろうかという気分になります。

車がはねた水も、避けようがないので困りますね。一度大型トラックがはねた水が頭からかかったことがあり、その時はヤケで仕事を休みました(笑)

しかし世の中やはり広いもので、雨が嫌だと思っている人ばかりではありません。同じマンションに住んでいるYちゃんは、近所の幼稚園に通う女の子です。

一人っ子なので両親とも甘いのか、Yちゃんはとてもいい子なのですが若干ワガママなところがあるようです。隣のお母さんがぽろっと愚痴をこぼしていました。

私は直接関わることは少ないのでワガママぶりを体験することはないのですが、他人のお母さんがこぼすくらいですから相当なのでしょう。

そんなYちゃんが近くの公園で一人でいるのを見かけたことがあります。あまり人気のない公園でしたので心配になり、挨拶をして話しかけるも無言。

お母さんは?と聞くと、Kちゃんのお母さんとしゃべってると言って遠く向こうを指差しました。あんなに遠くで・・・子どもに何かあったらどうするつもりなんだろう。

恐らく話し始めたときはYちゃんは近くにいたのでしょうが、退屈になってYちゃん自ら遠くに来てしまったのでしょう。

私は「怖いおじさんが来るといけないから、お母さんのところに戻ったほうがいいよ」といいました。Yちゃんはずっと黙ったまま、下を向いています。

こんなところに一人置いておくわけにいきませんので、しばらく一緒にいることにしました。するとYちゃんは突然「アメアメフレフレカーサンガー」と歌い始めたのです。

幼稚園で習ったの?と聞くと、それまでの態度が一変。嬉しそうに雨雨フレフレの歌を教えてもらった時のことを話し始めたのです。

恐らくですが、Yちゃんは単なるワガママなのではなく、愛情不足ではないかとその時私は思いました。なんとなくですが、Yちゃんのお母さんは育児が嫌なようです。

Yちゃんが何か話しかけても、反応がないのでしょう。話をきいてほしい、かまってほしいという気持ちからワガママな態度をとっているのではと思いました。

雨が降ったら家にいれるから、嬉しいのだそうです。なんだか切なくて胸がつぶされそうな気持ちになりました。