娘のオススメ!

娘のオススメ!

先月母乳を卒業してからというもの、1才7ヶ月の娘の心のヨリドコロは私のブラジャーになりました。

家にいる時はだいたい肌身離さずブラジャーを持ってその辺をウロウロしていますが、

たとえお菓子やオモチャに気を取られてどこかに置き忘れても途中でハッと気付いてすぐに探しに行き、

見つけると「ウッワァ~!」と大げさに喜びながらクンクンとニオイをかいでウットリ・・・。

毎日朝から晩までそんなことを繰り返しています。

もう母乳も止まったし、洗濯洗剤の香りしかしないはずなのですが、

右手でブラジャーを握ってクンクンしながら親指をチュチュチュッと吸っているのが一番落ち着くひとときのようです。

でも、タオルや縫いぐるみならまだしも、とにかくモノがモノなので来客中はまさか出してはおく訳には行かず、

そうすると娘は洗濯かごの中からブラを探して引きずり出してきたりするので油断大敵。

例え1枚手にしていても、干しているところを見つかろうものなら、そっちもよこせと大泣きします。

「もう、ひとつ持ってるでしょう!2つもダメよ!」と言うとひっくり返って怒り、

入浴後の着替えとして脱衣所に置いておいたものまで持って行ってしまうちょっとした下着ドロボウ・・・。

目についたブラは全て自分の物にしないと気が済まないので、干す時も取り込む時もサササッとすばやくが基本です。

雨の日もリビングに部屋干しだと娘に見つかるので2階の部屋に干したり、それでも干しに行く途中で見つかって泣かれたり・・・。

そんな生活がもう1ヶ月も続いており、やっと母乳を卒業させてヤレヤレと思ったのも束の間、

いつかブラを卒業させる時にまた同じような苦労をしそうな予感です。

しかも最近では娘の中に“自分だけで楽しんでいては申し訳ない”という譲り合いの心?が芽生えて来たらしく、

テレビを見ている夫や絵本を読んでいる息子の鼻先にブラをグイグイ押しつけて、

“ほら、ちょっと貸してあげるから!やってごらん!”とばかりに「ん!ん!」と言いながら鼻で大きく息を吸い込むジェスチャー。

家族がドン引きしながら「えー・・・、い、いいよぅ。」と遠慮してもさらにしつこく勧め、

断りきれずにしかたなくちょっと手に取りクンクンしてみせる夫と息子を見て、ニコニコと満足気な娘なのでした。

それにしても、ブラのニオイをかいでいる夫の姿・・・お義母さまには絶対見せられないわ。

心の準備

仕事から帰った夫が、今夜はいつになく文句も言わずに1才7ヶ月の娘をずーっと抱っこしてると思ったら、

「コイツはいつまで俺に抱っこ~って言ってくれるんだろうね。

そのうち、“パパくさい”とか言い出すのかな~。俺そしたら凹むな~」などとひとりごとのようにブツブツ言い出しました。

なんでも、一緒に働いている仕事仲間Sさんの娘さん(小4)がだんだん難しい年頃にさしかかり、なかなか話もしてくれなくなったので、

Sさんは娘の気を引こうと、つい小さい頃のノリそのままに娘さんの食べていたプリンを横取りするフリをしたのだそうです。

「“もー、パパー、返してよぉ”って言ってくるかと思ったら、なんと無言で冷蔵庫に新しいプリンを出しに行ったらしいよ」。

そう言いながら夫は、まるで自分が娘にそうされたかのように凹んでいました。

女の子はある程度の年齢になると、父親と距離をおくようになると言いますが、

確かに私にも覚えがあります。

いつの頃からか父が酔っ払って何度も同じ話をしたり、パンツ一丁で部屋をウロウロするのがイヤでたまらなくなり、

高校時代はほとんど話もしませんでした。

父が私の機嫌を取ろうと「あーちゃん、あーちゃん」と声を掛けてきても、笑顔で応える気には全くなれず、

父が入った後のお風呂にも絶対に入らなかった覚えがあります。

でも今それを夫に話すとますます落ち込んでしまいそうなので、

「私にも覚えはあるけど、もう少し時間が経てばその子もまた前みたいに話してくれるようになるよ」と言うにとどめておきました。

それにしても、ママ友たちの話を聞いていると女の子の方が小さいうちから格段におませで現実的なようです。

「夜、パパが5才の娘を寝かしつけていると、5分もしないうちに娘の方が“パパやっと寝たよ”と言いながらそーっと部屋から出てきて、

その後は女3人(ママと、7才5才の姉妹)でテレビとお菓子で宴会よ~♪」なんて話も聞きました。

うちには現在6才のお兄ちゃんもいますが、この子達がこれからどのように成長し、

思春期や反抗期を迎えて大人になってゆくのかと思うと少し不安でもあります。

親としてきちんと対応できるかな。

もし娘が「パパの下着と一緒に洗濯しないで」なんて言い出したら、

「わかった。仕方ないわね。」と言うべきか「親に向かって何を言うの!」と叱るべきか。

どちらにしても、その時が来たら、パパが凹みすぎないように私が優しくしてあげなくては。